南インド料理で欠かせないらいしいタマリンドとトゥールダール(お豆)を入手したので、それを使って料理してみました。
タマリンドとは(Wikiより)
インド、東南アジア、アメリカ州などの亜熱帯および熱帯各地で栽培される。樹高は20m以上になる常緑高木。果実は長さ7-15cm、幅2cmほどのやや湾曲した肉厚な円筒形のさやで、黄褐色の最外皮は薄くもろい。種子との間隙はペースト状の黒褐色の果肉で満たされる。この果肉は柔らかく酸味があり、食用とされる。
調味料として、酒石酸とクエン酸による強い酸味をもつ黒褐色の果肉が使われる。果肉だけを集めて固めた数百gのブロックか、浸出したエキスの形で売られるのが一般的である。ブロックのものは水に浸して、ペーストのようになったものを調理に用いる。
インド料理では果肉を熱湯に溶かしてチャツネを作る他、サーンバールやラッサムの酸味づけに用いる。インドのマクドナルドでは、マクイムリーというタマリンドソースをつけてもらうことができる。
インドのマクドナルドではタマリンドのソースがあるほどなので、かなりメジャーな食材なのでしょう。さて、強い酸味って、一体どんな味なのか楽しみです❣️
トゥールダールとは
日本では「樹豆(キマメ)」と呼ばれている豆の皮を取り除き、挽き割りにしたもの。南アジアでは3500年も前から栽培されてきた歴史深い豆で、特に南インドの豆料理サンバルには、なくてはならない材料である。ベジタリアンの多い南インドでは、重要なタンパク源となる。北インドでの呼び名は「トゥールダール」もしくは「アルハルダール」といい、他の豆と同様に豆カレーや、形がなくなるくらい柔らかくなるまでじっくりと煮込んだ豆スープなどに好んで使われる。
今回は、サンバル(豆と野菜の南インドを代表するカレー)に必要なスパイス(ヒング)の手配モレがありまして😅、サンバルは作りませんが、これはじっくりとGWに挑戦したいと思います。
今回は、ラッサム・スープの具材として、トゥールダールを使い、甘みととろみを加えたいと思います。
フィッシュカレー 〜タマリンドベースの魚のカレー〜
魚のカレーは南インドの代名詞で、特にタマリンドの酸味と旨み、魚から出るだしが混ざり合ったこのフィッシュカレーは、一度食べたら忘れられない味です。美味しく作るポイントは、油をたっぷり使うこと、スパイスの香りをしっかり移した油が、カレーの表面にうっすら浮いているくらいがベストです。お好みの魚で楽しんでください。(ナイルレストラン ナイル善己著 南インド料理とミールスより)
ということで、以下を準備。魚はサバにしました。
レシピ通りに作ってみました。そしてバスマティライスと一緒にいただきます。
ほろほろのサバとタマリンドの酸味でとっても爽やかな味わい❣️
その爽やかさとバスマティライスの軽さもあってかどんどん食べれます。
ラッサム・スープ 〜黒コショウの酸味スープ〜
酸っぱくてサラサラスープのようなラッサムは、南インドの名物。スパイスはホールをローストし、砕いて使うといっそうブラックペッパーの辛みやクミンの香り、タマリンドの酸味が際立ちます。豆のペーストを加えるのは、レストラン仕様。甘みととろみが加わりリッチになりますが、豆が入らない、よりさらさらのラッサムもおいしいです。いずれにしても、塩をしっかり効かせること。足りないとパンチに欠けた、ぼやけた味になります。(ナイルレストラン ナイル善己著 南インド料理とミールスより)
これ以外にトマトや青唐辛子、ニンニク、そしてタマリンドを加えます。そして、トゥールダールを茹でてペースト状にしたものを加えます。
盛り付けて香菜を加えて完成です。
こちらも、タマリンドの酸味が効いていますね。とってもさっぱりした感じ。しかし、多くのスパイスの深い味わいを感じられるスープでした。
家にいながら、香りはすっかり南インド。スパイス類はもちろん、ココナッツオイルなどもエスニックな香り😅。実は、家族にはこのエスニックすぎる香りが少し不評なのです。でもそれに懲りずに作り続けています。
今日は2品作ってみました。お豆をペースト状にするなど結構時間がかかりました。でも、この時間をかけることができるいう贅沢も一緒に味わうのです。料理に集中できる幸せなひと時なのです。
だから、ちょっと香りがきつくても、この時だけ我慢してね😅
今日も参考にした本はこれ↓
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ということで今日はここまで。お付き合いありがとうございました。
ではまた〜 バイバイ❣️