トゥールダールのカレーが続いたので、ムングダール(緑豆)の使った南インドの豆カレーを作ってみました。
そもそも、ダールは何か調べてみました。
ダールとは?
以下、Wikiより
ダールとは、剥いた小粒の豆(ヒラマメなど)を挽き割ったもの、およびそれを煮込んだ南アジアの料理のことである。しばしば香辛料が入るため、欧米や日本では「ダール・カレー」と紹介されることが多いが、加える水の量によって濃さはルー状からスープ状まで色々である。
語源はサンスクリットで「分けること」という意味のダラ(”दल dala”)。インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパールの料理では主菜となることもあり、南インドでは米や野菜と、北インドとパキスタンでは米やチャパティ、ロティなどと共に食べられる。タンパク質の豊富な豆料理であるため、南インドの菜食料理においては特に重要な主菜となる。また南インドではサーンバールやラッサムという辛いスープにトゥール・ダール(キマメ)が、ドーサの生地にウラッド・ダールが用いられる。
以上より、ダールとは小粒の豆を挽き割ったものとあります。確かに小粒で半分に割れていますね。タンパク質が豊富なことから体にも良さそうです。
次に、トゥールダールとムングダールの違いを調べてみました。
トゥールダールとムングダールの違いは?
まずは、トゥールダール。
日本では「樹豆(キマメ)」と呼ばれている豆の皮を取り除き、挽き割りにしたもの。南アジアでは3500年も前から栽培されてきた歴史深い豆で、特に南インドの豆料理サンバルにはなくてはならない材料。ベジタリアンの多い南インドでは、重要なタンパク源として愛用されている。
北インドでの呼び名は「トゥールダール」もしくは「アルハルダール」といい、他の豆と同様に豆カレーや、形がなくなるくらい柔らかくなるまでじっくりと煮込んだ豆スープなどに好んで使われます。
次に、ムングダール。
緑豆(ムング)の皮をむいて半分に割った(ダール)もの。火の通りが早く、水で戻す必要がない。豆カレーやインドの味噌汁に当たるスープによく使われている。
つまり、樹豆と緑豆の違い?
といってもよくわからないですね。
トゥールダールはサンバルやラッサムなどにコクやとろみをつけるために使われ、ムングダールはホントにクセがなく食べやすいことからシンプルなダールカレーやおかゆ(ポンガル)に、そして、離乳食にも使われるようです。
確かに、トゥールダールは、煮詰めるときにアジアっぽい独特の匂いがありましたが、ムングダールはそれほど匂いもなく、そのまま食べても甘味を感じました。
だから、スパイシーな料理にはトゥールダール、シンプルな料理にはムングダールって感じでしょうか。
では、ムングダールを使ったダールカレーを作りましょう。
ダールカレーのレシピ
材料(2人前)
- ムングダール・・・125g
- 水・・・750ml
- ターメリック・・・小さじ1/2
- ホールスパイス・・・マスタードシード小さじ1/4、赤唐辛子・・・2本
- サラダオイル・・・大さじ2
- 玉ねぎ(粗みじん切り)・・・1/4個
- 青唐辛子・・・1本
- ニンニク(粗みじん切り)・・・2かけ
- ショウガ(みじん切り)・・・1かけ
- パウダースパイス・・・コリアンダー大さじ1/2、カイエンヌペッパー小さじ1/4、クミン小さじ1/4、ヒン小さじ1/8
- 塩・・・小さじ1/2
- トマト(ざく切り)・・・1/2個
- 香菜(ざく切り)・・・適量
水に1時間付けたムングダールをターメリックを加えて30分ほど煮てペースト状に。
熱したサラダ油の中にマスタードシードを入れ弾けるのがおさまったら赤唐辛子を加える。
玉ねぎ、青唐辛子、ニンニク、ショウガを加え炒め、パウダースパイスと塩を入れさらに炒める。
トマトを投入。
そして、ムングダールを投入。
馴染んだら、塩で味を整え、香菜を入れる。
完成です。
とってもシンプルな豆カレー。インドの全土で食べられる国民食とのこと。マスタードシードを使うのが南インド流。お豆の甘みとまろやかさに、決して辛すぎないペッパーの刺激がマッチングした優しいカレーです。
このお豆のまろやかさにハマってしまいそうです。
今日も参考にした本はこれ↓
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ということで今日はこの辺で。
ではまた〜 バイバイ❣️