ラホリチャナ 〜ラホール地方のヒヨコ豆のカレー〜

前に大阪ハラールレストランで食べたお豆のカレーの味が忘れられず、いつかはそれを作ってみたくてレシピを探していました。

豆カレーで色々な本を物色していると、まさに大阪ハラールレストランのレシピがカレー全書(柴田書店)に書かれているのを発見。早速、作って見ました。

柴田書店

ラホリチャナは、パンジャブ地方(パキスタンの北東部とインドの北西部)の特にパキスタンのラホールという都市でよく食べられている、ヒヨコ豆のカレーです(チャナはヒヨコ豆のこと)。ニンニクやショウガ、玉ねぎも使わず、スパイスと豆だけで作ります 。とは言っても、結婚式やお祝い事の時にもよく食べられるそうです。

ラホリチャナの作り方

まずは、ヒヨコ豆をその2倍の量の水でボイルします。沸騰すると泡(アク)が出るのですくいとります。

ヒヨコ豆をボイルします

そこに塩、レッドチリ、ターメリックを加え、約1.5時間、豆が崩れるくらいまで煮込みます。

塩、レッドチリ、ターメリック

約半分の豆を取り出し、ペーストにし、再び鍋に戻します。

ヒヨコ豆をペースト状にしたところ

鍋にコリアンダーパウダー、黒コショウパウダー、パキスタン製カレーパウダー(私は、自家製のパキスタンビリヤニマサラとガラムマサラを使用)を加えて、その上に十分に熱した油をかけます(テンパリングしないのですねー)。そして、蓋をして5分ほど蒸らします。

香菜を乗せます。これで完成です。

完成❣️

ニンニクやショウガ、タマネギやトマトも入っていない、本当に豆とスパイスだけのカレーです。

この前から豆を使ったカレーを作ってきましたが、よく煮込んだ豆の底力に感服ですねー。本当に美味しい。

そして、あのハラールレストランで食べたカレーの味が蘇ってきました。

しかも、高タンパクで体にも優しい。スパイスの薬膳効果があるかはわかりませんが、体の中にスッと入る感じ。バスマティライスもそれに一役かってますねー。

この連休中は、色々なカレーをほぼ毎日作って楽しんでます。明日は何を作ろうかなぁ‥

という事で、今日はここまで。

ではまた〜 バイバイ❣️