こんばんは!
今回も駅舎です。
JR因美線 美作河井駅(岡山県)。
前回と同じく、日本風景写真協会の「遺したい日本の風景」シリーズ「駅舎」からの写真を使わせていただきました。
春先の写真だそうで、緑の葉がこれから繁っていくところでしょうか?
天気が良く、明るい雰囲気がほのぼのとさせる写真でした。
そして、電車がこちらに向かってきています。写真のキャプチャーには、次のように書かれていました。
4月の花咲く頃。あちこちの山郷を縫うように走る気動車は、地域の足となり朝夕の時間帯はなくてなならない存在である。訪れたとき一人の乗客は津山方面に向かっていった。
電車があることで物語を感じることができますね。
しかし、電車の存在感がイマイチ乏しいかなぁ。
ここからは、少し余談です。少し水彩画の道具について書きたいと思います。
今回、水彩用紙を少し高級なコットン100%のもの変更しました。そして、筆もイタチの毛を使ったものに。
筆は、とっても柔らかく、水持ちも良い(タップリの絵具を筆に含ませることができる)、そして、先端のまとまりが良いので、太いところから細いところまで一本の筆で書くことができます。
線路のレールや樹々の幹などは、この1本の筆で書くことができました。
そして、何と言っても、水彩用紙の違いにびっくり!
ぼかしが綺麗に、そして、重ね塗りした時に先に塗った絵具が溶け出さない。だから、色が濁らない。その代わり、色を落とせないので修正が効きませんが。きっと、用紙の奥まで絵具が染み込んで、しっかりと定着しているのでしょうね。
光と影で明るい雰囲気や駅舎と電車で田舎の駅の物語を感じていただければ嬉しいです。
ちなみに、描かれているレールは使われていないようで赤錆になっています。使われているレールは電車の前に伸びているレール(黒い線で描いたもの)なのでしょうね。
これからも物語を感じれる絵を描きたいと思っています。これに懲りずまた、見てくださいね。
ではまた〜 バイバイ❣️