パキスタンと北インドのリッチな宮廷料理を提供してくれるHUNZA(東京都江戸川区)のレシピで作りました。
前は、東京に出張時にカレー屋さんに立ち寄れたのですが今はZoom時代で行けません。新幹線での自由な時間、結構リラックスできたけど、もう元には戻らなさそうですね。
ということで、今回はパニール(インドのカッテージチーズ)から作りました!
ちなみに、パラクはヒンディ語でホウレン草の意味です。
パニールを作ります。
と言っても、牛乳とお酢だけで作ります。
牛乳を混ぜずに沸騰させます。そこにお酢(牛乳の1/40の量)を入れます。
固形物が浮いてきたら火を止めて、布なので濾して水分を絞ります。
30分ぐらい錘を乗せておく。するとパニールの完成↓
ホウレン草(パラク)カレーを作ります。
材料を準備。
クミンシードとニンニクを炒めます。
ニンニクが薄い茶色になってきたらトマトを加えます。
先ほど作ったパニールを加え炒めます。
フェヌグリーグを加え香りを出してからホウレン草ペーストを加えます。
このまま10分炒めます。
クミンパウダー、コリアンダーパウダー、レッドチリパウダー、塩、そして水を90ml(2人前の場合)加えます。
生クリームを加え、なじませます。
そして完成!
感想
ホウレン草とクミンとコリアンダーリッチなので、どこか薬膳的な苦味のある味わい。しかしながらしっかりと旨味が出ています。きっとニンニクとトマト、チーズ、ペッパー、バジルではないがホウレン草というの組み合わせがどこかイタリアン的なところがあって、その旨味のような気がします。食べ終わって数時間たった今でも口の中に旨味が残っている感じです。
薬膳的であったので、各スパイスの効能を調べてみました。
スパイスの効能
クミンには、食欲増進や消化促進、抗がん作用などがあるとされています。また、胃痛や腹痛などにも効果があるようです。さらに、近年の研究でクミンにはダイエット効果があるということが報告されています。これは、クミンに含まれる植物ステロールによって、コレステロール値や体脂肪が減少していることによるものとされています。
コリアンダーの種子は血糖降下作用があり、糖尿病対策に役立つといわれています。 動物実験では、コリアンダーの抽出物にはインスリンの放出を増加させたり、LDLコレステロールを低下させたりする効果があることがわかっています。
フェヌグリーグは血糖値やコレステロール値を下げたり、ヨーロッパでは胃腸の薬としてや中国では漢方として健胃や通風や強壮に。インドのアーユルヴェーダでは呼吸器や神経、生殖器の衰弱に効能があると伝えられています。
なんか、ダイエット効果やコレステロールを低下させる効果があるなど、何か素晴らしいですね。この連休中は、ほぼ毎日、スパイス使って料理してます。相当、健康的になったかも(笑)
ということで、今日はここまでです。
ではまた〜 バイバイ❣️