MacのOSアップデートのたびに、ミュージック(前のiTunesに相当)のアートワーク(CDのジャケット写真のような画像)が表示されなくなるという問題がいつも発生しています。今回は、MojaveからCatalinaへのアップデートしましたが同じくこんな感じになりました。
色々な端末からアクセスできるようにTime capsule(Wifiルーターとバックアップ用のハードディスクが一体化したApple製品)に全てを保存しているからでしょうか?
この現象に陥ってしまう人、結構いるような。。。
いつの間にか22,450曲、1,837枚のアルバムにまで増えているので、それを一から再設定するのは時間的に不可能。
1アルバム1分の作業としても、1,837分=30時間、1日5時間作業するとしたら6日必要なことに😅
ということで、今回は以下の方法で解決しました。
(環境やバージョン違いなどで以下の通りにならないかもしれません。また、私が行った手順となりますので実施に際してはあくまでも自己責任でお願いします)
解決方法
元データは削除せず、ミュージック上でのライブラリだけ削除し、再度、元データを読み込むという作業になります。
具体的な手順としては、
まずは、ミュージックの「環境設定」→「詳細」を開き、「アートワークを自動アップデート」にチェックが入っていないか確認します。チェックしている場合は、どこからか自動でアートワークを取得してきます。たまにとんでも無いものを取得するので要注意です。今回は元どおりのアートワークにしたいので、ネット回線をオフにしてから、ミュージックを起動し、この設定にチェックが入っていないか確認してから作業しました。
ミュージックの全てのアルバムを選択した後、右クリックし、「ライブラリから削除」をクリックします。
すると次のメッセージが出ますので、「曲を削除」をクリック。
今度は、元ファイルを残すか削除するかのメッセージが出ます。
「ファイルを残す」をクリックします。
この時に、「ファイルを削除」をクリックしてしまうと元データも消えてしまいますので注意してください!
これで、ミュージック上のライブラリから全ての曲がなくなりました。
次に、元のファイルを読み込みます。
メニューバーのファイルから「読み込む…」をクリックします。
ダイアログボックスから元データが入っているフォルダーを選択し、「開く」をクリックします。
読み込みが開始されます。
読み込みが終了してもアートワークが反映されるまではそれなりの時間がかかりました。ゆっくり待つことが肝要ですね。
しかし、なぜか一部のアートワークが復活しないのです。私の場合、1,837枚のアルバム中、48枚が復活できず。
これは仕方がないので手作業で追加していきました。
ということで、ようやく元どおりになりました。
作業時間としてはざっと2時間ぐらいでした。6日のことを思うとこれでも十分です!
過去の失敗談(参考です)
それから、以前の話ですが、Apple Musicに加入したときにすでにローカル保存していた音楽データが全く違うものに置き換わったことがあります。きっとApple Musicに登録されていない曲がApple Musicにある同じタイトルの曲やアルバムに置き換わったのだと思います。
小田和正さんのアルバムが、演歌歌手のアルバムに変わっていたりと笑えない話がありますので要注意です。私の場合、バックアップからなんとか復活しましたが。。。😅
ということで、アートワークやApple Musicに関して、同じ悩みのある方の参考になればと思い書きました。
ではまた〜 バイバイ❣️