半年ぐらい前に買っていたアクリル絵具。使わずにずっと眠っていました。
アクリル絵の具は、水彩絵の具のように薄く色を重ねることもできますが、油絵の具のように上から色を重ねて下の色を隠すこともできるのが特徴でしょうか。
だから、水彩画より写実的な表現ができるのかなぁと勝手に思っています。
しかし、写実的な絵を目指していないのであまりアクリル絵具を使う意味を見出せず、ずっと使うことなく今に至っていました。
そんな訳で、今回は写実的な絵に挑戦!
イタリアのマナローラの月夜の風景です。
サイズは、F4号。332×242mmなので比較的小さいサイズです。
まずは下書き。水彩画と違って色を重ねると下書き線が消えるので最初に塗る部分だけ描きます。
月と陸地のみです▼(薄くてゴメン)
そして、夜空と海。海は陸地の光が反射している感じを意識しながら描きました▼
次に空のグラデーションを色を重ねることで表現します。雲や月、陸地の一部まで描いたところです。重ね塗りで綺麗に下の色を隠すことができますね。
そして、一旦陸地のところを白色のジェッソ(下塗り材)を塗りました。
これで絵の具が薄めでも建物のところは明るい表現ができるかなぁ?
そして、建物や星、船や岩肌を描き込んで完成です▼
それにしても、完成まで約10時間ぐらい掛かっているかなぁ?気に入らなければいくらでも書き直しができるのでついつい時間を費やしてしまいます。また、グラデーションを描くのにも結構時間がかかります。
せっかちで飽き性の私は、終盤(建物を描く時など)でかなりいい加減な描き方になってしまいました(笑)。
そんな訳で、私にはやっぱり水彩画の偶然性や一発勝負(失敗したら諦められる)方が合っていることが、はっきりしました。
納得がいかない部分が色々と見えてくるので、また時間がある時に修正していきたいと思います。やはり修正ができるので終わりがない(笑)。
そんな訳で、今日はここまで。
ではまた〜 バイバイ❣️