世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業 〜同僚からのオススメ本〜

たまに、同僚から「この本いいですよ」とオススメされることがあります。

この本も、そんな形で紹介された本でした。

実は、それが結構、嬉しかったりします。

なぜなら、

自分で本を選ぶときは、基本的に自分の興味のある分野の本を選びがち

ですが、

オススメされた本は、

普段は自分のアンテナにかからないものでありながらも、私のことを考えてオススメしてくれている

ので、

興味がある分野からそれほどかけ離れておらず、

私にとっては考え方の幅を広げてくれるものが多い

からです。

    

そして、

その人のことも少しは理解でき親近感を感じるのも1つの理由でしょうか。

   

この本も、これに当てはまる一冊でした。

世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業

ということで今日は、この本を読んだ感想を書きたいと思います。

   

インドにある「心を学ぶ」学校での5日間のプログラムを自分で実践できるようにそのメソッドが書かれた本なのです。

で、この学校に集まるメンバーがただ者ではなく、

例えば、

  • フォーブズの長者番付けに入る大富豪
  • 結果を出し続ける機関投資家
  • トップアスリート
  • ハリウッドスター
  • コーチングの大家

などなどの超一流の人々が心を学ぶために集まるそうです。

彼らのような超一流の人たちが、心から幸せかと言うとそうではなく、

不安や怒り、自信の喪失、人をうらやむ気持ちなどのネガティブな感情に日々、心をすり減らしているのだと。

確かに、超一流の人たちだからこそ、このような私の想像を超えるネガティブ感情はあるのでしょうね。

彼らが、この学校で「心を学ぶ」ことで、

「今まで悩んできたことのがなんだったのだろうと思うくらいに思考がクリアになり、憑きものが落ちたように心が綺麗に晴れる」

という瞬間が訪れるとのことです。

   

正直、なんか怪しい本だなぁと思いました。

しかし、

私も、日々、色々と悩み、悶々としたり、苛立ったり、とネガティブ感情をどうにかしたい!

と結構、思っています。

これが何とかなるなら。。。

と言うことで読み進めました。

    

すると、なんと次の4っつのステップで心が綺麗に晴れるとのこと。

  1. 自分は苦悩の状態にあると気づくことから、全てが始まる。 ⇨ 私はいつも苦悩の状態😅
  2. 頭の中を巡る心の声(ゴースト)を見つけていく
  3. 苦悩の本当の正体を知る
  4. 衝動的な行動から「正しい行動」へ

これだけだったら

何のことかわからない〜

ですよね。

    

と言うことで、ここからは私もこのメソッドにそって実際にやってみました!

それを書きたいと思います。

   

実は最近、仕事を進める中で、

一緒に仕事をしていた仲間を、かなり怒らしてしまいまして😅

最初は、何をそんなに怒っているのか理解できずにいたのですが、

「そんな言い方はないだろう!」

「良いと思ってやったんだから!」

と、こちらもだんだんと怒りが込み上げてきまして(笑)

本当にネガティブ状態になったのです。

まさに、上記ステップ1の苦悩状態でした。

そして、ステップ2の心の声(ゴースト)というものが、

「そんな言い方はないだろう!」やら「良いと思ってやったんだから!」

というものなのです。

本書ではこれを最低15個は挙げなさいと書かれています。

15個以上挙げることで、

自分の心の奥底にどんどんと潜っていき、深層心理、深層意識を表面化させるのだそうです。

5個ぐらいまでは、さっと出てきたのですが、それ以上は結構、絞り出すような作業になりました。

  

ステップ3へ進みます。

まずは、この15個のうち、どれくらいの割合が自分中心の声かを確認します。

私の場合、13個が相手を責める自分中心のもので、わずか2個が自分の反省でした。

この割合を認識することがまずは大切とのこと。

そして、これを確かめた上で、いよいよ奥底に潜む本当の苦悩の正体に迫ります。

人は、生きてきた過程の中で、「こうなりたい」という無意識にしがみついている理想像を目指して生活しているにも関わらず、本当は何にしがみついているのかわかっていないとのこと。

この無意識にしがみついている理想像と現実とのギャップが起きた時、苦悩が生まれるとのこと。

なるほど〜。理解できる。

この無意識にしがみついている理想像を特定できた瞬間に、心は美しい状態に戻る

とのことです。

本当かなぁ〜 ここは?が付いてました。

   

本書では、その特定の仕方や、たとえ話が書かれていて、それを参考に無意識にしがみついている理想像を特定していきます。

  

私の場合は、結構簡単に4っつほど出てきました。

それの共通項を見つけることで、多分これだろうというしがみついている理想像が現れてきました。

「自分は常に正しく、能力のある人間である」

多分、こんな感じだろう。

   

そして、最後のステップ4(正しい行動へ)に入ります。

するとどうでしょう。

確かに心が軽くなり、言い争っていた人は、一緒の目的を達成しようとしていた人であることを思い出し、

再び、目的を達成するために一緒にやって行こうという気になりました(これ本当の話)。

そして、そこからは、その目的を達成するために何をすべきかというポジティブな考えでアイデアがどんどん出てきました(これも本当の話)。

確かに、本書に書かれている正しい行動や判断が出てきました。

     

「しがみついている理想像が現れた瞬間に、心が変わる」

なんか不思議な感覚ですね。

この部分は、本書に色々と書かれています。

ここでは説明が難しいので、興味ある人はこの本を買ってくださいね。

インドの学校に入ることを思うと激安です(笑)

   

ちなみに、今はその一緒に仕事をしていた仲間とは、仲直りしました(笑)

そして、このタイミングで、この本を紹介してくれた同僚にも感謝です!

   

今日はここまで。

ではまた〜 バイバイ❣️