額縁に入れてみました 〜マットも自作〜

この前に描いた絵、ここでも書いたように色々と反省すべきところがあって、リベンジしてみました。

もう一度、この前に描いた絵

前に描いた絵

反省点は、

  • 遠くの山の色が薄すぎ
  • 左手前の山に霧が掛かっていたけど、極端になりすぎだし、霧が山の形になってしまった。
  • 湖面が単調になりすぎ
  • 水張りをしなかったので用紙が波打ってしまった。

というものでした。

 

リベンジした絵

前回は、水で濡らした時に用紙が波打ったので、今回はきっちりと水張りから行いました。

用紙の両面にたっぷりの水を塗り、用紙を伸ばします。そして4辺をベニア板に水張り用テープで貼り付けます。

用紙を貼り付けたところ

乾くとこんな感じにピンと張った感じになります。これで波打たないはず。

ピンと張っている

前回の反省点を注意しながら描いていきます。

空の色は、もう少し朝焼けっぽく赤色を多めにしました。というよりなってしまった😅

遠くの山もそれなりに存在感があるように少し濃くしました。

朝靄の感じを出すために、色を薄くしたところを水平に色を抜きました。

そして、湖面も単調にならないように、水平方向に薄く濃淡線を描きました。

リベンジした絵

いかがでしょうか?

遠くの山の存在感もいい具合いかな。朝靄感も出たような気がします。湖面の濃淡付けはやはり難しいですね。

(今思えば、空の色を湖面にもっと入れなければ違和感がありますね(^^;)(2021年1月)。)

 

次に額装用マットの自作です。

額装用マットの自作 〜マットカッターを使います〜

以前にマット台紙から型抜きした適当な端切れがあったので、それを加工することにしました。
まずは、外側を額縁の裏板と同じサイズになるようにカッターナイフでカットします(鉛筆線のところ)。

今回使ったマット台紙の端切れ(外側のカット前)

次に内側を45°の角度を付けてカットしますが、その道具がこれ(NT(エヌティー) マットカッター MAT-45P)↓

マットカッター

私は画材屋さんで購入しましたが、通販で安く売られていました↓

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これを定規に当て真っ直ぐに弾くことで断面が45°になるのです。

カットするライン(内側のライン)を鉛筆で書きます。外側のラインは定規を合わせるラインですが、無くても問題ありません。

カットするラインを描いたところ

こんな感じでカッターマット、マットを置き、カッターと定規を当てます(カッターマットも必需品です)。

カットする様子

カッターの刃がマットに触れるぐらいまで、カッターの丸い部分(灰色のところ)を押すします。

そして、その刃の先端が先程書いたカットラインに合うように定規とカッターの位置合わせをします。最初は上側を合わせ、その後、下側もラインに合うように調整します。これを何回か繰り返し、微調整します。

定規と台紙をしっかり押さえながらカッターの丸い部分(灰色のところ)を押し(体重をかける感じ)ながら、カッターを手前に引きます。

定規、マットがずれないようにするために、

左手で定規の上側を押さえ、左足で定規の下側を押さえながら、右手でカッターを引くという体勢。しかも、かなりの力を入れなければ、ずれてしまい綺麗に仕上がりません。一辺をカットするたびに休憩が必要です(笑)。

なんとか、カット終了。裏面です↓

カット後の裏面

そして、表面はこんな感じ。まずまずですね。

カット後の表面

額に入れてみます↓この額、百均で買ったもの。200円だったかな? ちゃんとガラスも入っているからすごい!

マット台紙を額に入れたところ

そして、絵を入れて、裏板を入れ、壁に取り付けます。

 

ようやく完成❣️

完成!

マットカットも慣れれば、上手くできますよ。

私は、マットカットをお店にお願いしたことが今まで一度もなく、全て自分でカットしています。

 

ということで、今日はここまでです。

ではまた〜 バイバイ❣️