実は全部でⅢ部まであって、実はまだ第Ⅰ部を読んだところです😅
でも生きていくヒントが色々とあってとっても楽しいです。
現在の一般的な組織体制に限界があるのではないか。
組織の問題を解決するための方法として、今の施策は正しいのか?
事業の変更、合弁、IT導入、評価や報酬システムの再構築を繰り返し、これらの施策が逆に問題の一部に思える。そして人々が幸せにそしてワクワクと暮らせているのか?
本書は、これらの問いから答えと成りうる新たな組織体を模索し、結論的に「ティール組織」と名付けた、すでに一部で現存する組織体について解説したものです。
きっと皆さんも、もっと人々が幸せにそしてワクワクと暮らせる組織体、もっと簡単に言えば、物事の考え方や捉え方があると感じられているのではないでしょうか?
第Ⅰ部は「歴史と進化」で次の3章で構成されています。
第1章 変化するパラダイムー過去と現在の組織モデル
第2章 発達段階(ステージ)について
第3章 進化型(ティール)
第Ⅰ部は、主に過去から現在までの各ステージでの組織モデルの説明が詳しく書かれています。
過去を理解することで、現在の一般的な組織体制がある時期のステージの一つに過ぎないことがよくわかります。きっとこの先、未来に新たなステージがあると感じると思います。
ここまで読んで、私自身が日常考えていることが、本書で整理され書かれているという感覚になりました。
本書では過去から現在までの各々の組織モデルに色をつけて呼び名としています。
ちょこっとその色を
水彩画で書いてみました。

うーん、色がよく似ていて差がないな〜。
各パラダイムをまとめると
神秘的パラダイム
今を生きていて将来を予想する人はいない。かつての儀式を行う部族など。高齢者には一定の地位が与えられ、一定の指導力を発揮する。1万5千年ぐらい前のパラダイム。
衝動型パラダイム
組織のトップは常に暴力を行使する。組織をつなぎとめるのは恐怖心。マフィア、ギャングなどのイメージ。
順応型パラダイム
ピラミッド型の階層構造に適用される極めて型にはまったトップダウンによる指揮命令組織。安定が重視され、未来は過去の繰り返し。カトリック教会、軍隊、大半の行政機関、公立学校のシステムなどのイメージ。
達成型パラダイム
目標は競争に勝つこと。利益を獲得し、成長を目指す。前進するための鍵はイノベーション。何をどうするかは上が決める、どういう風にするかは自由。多国籍企業、実力主義、効率追求などがキーワード。
多元型パラダイム
ピラミッド組織の中で文化と権限委譲を重視して、従業員のモチベーションを驚くほど高める。文化重視の組織(サウスウエスト航空、ベン&ジェリーズ、価値観を重視する文化、ステークホルダーモデル)、家族などがキーワード。
進化型パラダイム
ここはこれから読むところなどでまだ書けません😅
現在は、主に順応型が軍隊や宗教団体などに見出せ、達成型は民間企業に圧倒的に見られる組織形態となる。そして、多元型は次第に勢力を増してきていて、非営利組織だけでなく営利企業にまで及んでいる。
従って、現在もあらゆるパラダイムが並存している。
私は、多元型を目指していたのかもしれません。
多元型を少し詳しく見てみると
「権力の不平等によって、トップに人々がいつも最下層にいる人々を統治する結果になるなら、階級を廃止して、全員に平等な権力を与えることにしよう。あらゆることをコンセンサスで決めよう」というもの。
実力主義に基づく階層構造を残しているが、意思決定の大半を最前線の社員に任せるという権限委譲が大きな特徴となる。だからトップとマネジャー層は権力を分け合い、行っての統制力をあきらめることが求められる。
多元型のリーダーは部下に耳を傾け、権限を委譲し、動機付け、育てるサーバント・リーダーにならなければならない。
上司は部下に対する説明責任があるから、部下から360度フィードバックで評価される。
マネジャーが上司からでなく、部下から指名されるところもある。
とあります。
昔から、このサーバント・リーダーという言葉に共感していたことを思い出しました。
個人的には、多元型のリーダーと達成型のリーダーが同一組織内に存在することで多くの不幸が生まれている気がしてなりません。
しかしこれは今後もしばらく続くのでしょうね。
まあ、それが嫌なら起業するしかないかと思います。
つらつらと書いてしまいました。
でもこの先にさらに進化型があるという。
そこではきっと新たな発見もあるでしょう。
そして、その発見したことを色々と試すこともできるでしょう。
また、新たに感じたことをここでアップしたいですね。
これに懲りず良かったら読んでいただければ嬉しいです。
今日はここまでにします。
ではまた〜 バイバイ❣️